
AMAナショナルモトクロス3冠王(125/250/500)ジェフ・ワードが、初めてチャンピオンとなった1984年のKX125SR。カワサキは僅差のトップ争いに終始した同年半ばに、KIPS(カワサキ・インテグレーテッド・パワーバルブ・システム)を初搭載したエンジンをアメリカに送り、ワードのタイトル獲得を後押しした。縦長のシングルラジエターを左側に配した非対称設計、アルミタンクを貫通するダクトによるフレッシュエアインテーク、プッシュロッド型のユニトラックサスペンションなど、カワサキの独創性が随所に盛り込まれたマシンである。