二輪車リサイクル自主取組み2024年度の進捗状況について

2004年10月1日より開始した二輪車リサイクル自主取組みの2024年度進捗状況を報告いたします。
 

1.二輪車リサイクルシステムの運用状況
  1. 二輪車国内メーカー4社※1、輸入事業者3社※2が共同で運用している自主取組の二輪車リサイクルシステムは、廃棄二輪車の引取りにおいて、仕組み上のトラブルもなく順調に稼動しております。
    ※1 本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社、スズキ株式会社、カワサキモータース株式会社
    ※2 ドゥカティジャパン株式会社、ビー・エム・ダブリュー株式会社、ハーレーダビッドソンジャパン株式会社
    (※1、※2ともに2025年7月1日現在)
  2. 2011年10月からは、本システム開始前に販売したリサイクルマークを貼付していない国内販売車両についても廃棄時に費用を徴収しない無料引取を開始しました。

2.実績
カワサキの取組み実績として、2024年度('24.4.1~'25.3.31)の廃棄二輪車引取り台数、再資源化率を報告します。
  • 引取り台数
    処理・リサイクル施設で引取られた使用済み二輪車の台数は10台でした。これを引取り車輌の廃棄物分類でみると、一般廃棄物6台、産業廃棄物4台でした。
  • 再資源化率
    処理・リサイクル施設13ヶ所の処理実績に基づき算出した全体の再資源化率は97.8%でした。

3.今後の対応
  1. 二輪車リサイクルシステムの仕組みを恒久的に運営するためにはユーザー認知度の向上が重要と考え、カワサキ正規取扱店および関係団体、自治体と協力し着実な社会定着を目指して取り組んでいきます。
  2. 再資源化率の更なる向上を目指し、循環型経済構築を促進していきます。