#183 スティーブン・フロサール

モトクロス世界選手権壁紙

ＭＸ１クラスレポート

#17 ガレス・スワニプール
 

ＭＸ１　レース１
　オープニングラップは、アランダの7番手がカワサキ最上位で、スワニプールとビーラマンは中団に埋もれた。トップはフィリッパーツからディダイカー、そしてカイローリへと入れ替わる。中盤にクラッシュしたフィリッパーツの後退もあって、後半はカイローリが独走で優勝。カワサキ勢はアランダの9位に続いて、スワニプールが10位、ビーラマンが11位でフィニッシュした。

ＭＸ１　レース２
　ビーラマンが1周目5番手、アランダが6番手と好スタート。スワニプールは12番手からレースを始めた。序盤をリードしたデサールに代わり、3周目からはディダイカーがトップをキープした。ビーラマンはアランダの先行を許し、やがてその背後にスワニプールが接近。こうして中盤は、カワサキ勢が6～8位争いを展開した。レースはスタート8番手から追い上げたカイローリが、16周目にディダイカーをかわして優勝。ビーラマンは今季ベストの6位をゲットした。
 

ＭＸ２クラスレポート

#21 ゴルチェ・ポーラン &
#183 スティーブン・フロサール
 

ＭＸ２　レース１
　ゴンサルベス、ラリユ、グァルネリに続いて、ポーランとフロサールが4～5番手と好スタート。8周目にはポーランが2番手、フロサールが3番手まで浮上したが、ポーランはラジエターホース破損のために安全走行に切り替える。レースは13周目にゴンサルベスをかわしたムスキャンが優勝。3位にフロサール、4位にポーランが入った。

ＭＸ２　レース２
　フロサールが3番手と飛び出す一方、ポーランはやや後方の8番手からのスタートとなる。フロサールはグァルネリを相手に2位争いを繰り広げた後、13周目にオーバーテイク。スタートからフィニッシュまでトップを守った地元のゴンサルベスに続き、2位に入ったフロサールが総合2位のポディアム登壇を果たした。ポーランはヒート2で8位にとどまったが、ポイントリーダーの赤ゼッケンはキープしている。
 

#21 ゴルチェ・ポーラン

ゴルチェ・ポーランのコメント
　「自分にとっては非常に難しい週末だった。ヒート1のスタートは良かった。トップグループの中で2番手まで上がり、このまま順調に行きそうだった。ところが飛び石でラジエターホースが破損して冷却水を失ってしまい、そこから先はとにかく用心して完走を目指した。ヒート2のスタートはあまり良くなくて、何台か抜いたけれども今日は自分よりも速いライダーが多かった。頑張って来週は表彰台にカムバックしたい。 」
 

スティーブン・フロサールのコメント
　「予選結果が良かったので、決勝でも勝てたらいいなと思っていたのに、両ヒートとも序盤でリズムに乗れなくて苦労した。ヒート1ではポーランの後ろを走っているときに、ゴーグルの具合が悪くなって目に異物が入り、リーダーを捕まえるができなかった。ヒート2ではアグレッシブに走っていたグァルネリを抜くのに時間を費やし、ようやくかわしたときにはトップのゴンサルベスから7秒のビハインドになっていた。トップ争いをするには手遅れで優勝は逃したけれど、いいポジションを2回ゲット（3位／2位）して今季初めて表彰台に上がったので満足している。 」
 

ガレス・スワニプールのコメント
　「前回のベネルクスGPと比べると、すべてが順調でうまく行っている。土曜の予選ではベストリザルトを残せたし、よく眠った翌日の練習では5位のタイムが出せた。もちろんウォームアップにすぎないことはわかっているけれど、気分よくレースに臨めたことは確かだ。ヒート1の10位にはちょっと失望したけれど、ヒート2では追い上げて8位に入った。総合的には堅実なリザルトを2つ揃えられたのが良かった。ラップタイムは毎戦少しずつトップライダーに近づいてきているし、それを当面の目標に定めて努力しているところだ 。 」
 

決勝リザルト