#17 ガレス・スワニプール

モトクロス世界選手権壁紙

ＭＸ１クラスレポート

#12 デイビット・ビーラマン
 

ＭＸ１　レース１
　バラガンがスタートから飛び出し、スワニプールは8番手、ビーラマンは12番手につけた。アランダはオープニングラップの転倒に巻き込まれてリタイア。2周目には2位争い中のマッケンジーとカイローリが接触転倒するなど、序盤から荒れた展開となった。レース中盤にはスワニプールにビーラマンが追い付き、17周目にはポジションが逆転。優勝したバラガンの17秒後方で、ビーラマンが5位、スワニプールが6位に入った。

ＭＸ１　レース２
　オープニングラップ、カワサキ勢のポジションはアランダ9番手、スワニプール10番手、ビーラマン16番手。リーダーは3周目から中盤までマッケンジーが務めた。終盤はナグル対カイローリの争いとなったが、カイローリが逆転優勝。ビーラマンが追い付き3台となったカワサキ勢は、終始9～11位を走行した後、ビーラマン、アランダ、スワニプールの順でチェッカーを受けた。
 

ＭＸ２クラスレポート

#183 スティーブン・フロサール
 

ＭＸ２　レース１
　1周目フロサールが7番手、ポイントリーダーのポーランは、不利なグリッドからスタート22番手につけたが、2周目の転倒で27番手からの追い上げとなった。レースはゴンサルベスのスタートトゥフィニッシュ。フロサールは5位、ポーランは16位にとどまった。

ＭＸ２　レース２
　スタート8番手のフロサールとは対照的に、ポーランが他車のクラッシュに巻き込まれ、最後尾から追い上げるハンディを負った。リーダーはゴンサルベスから後半になってボワシエに入れ替わる。フロサールは6位でチェッカー。ポーランは再度16位となり、ランキング首位の座をムスキャンに明け渡した。ポイントリーダーの証、レッドプレートの奪回に向けてポーランは3ポイント差を追う。
　
 

#183 スティーブン・フロサール

ガレス・スワニプールのコメント
　「ヒート1はトップライダーが何人か転倒したこともあって、いいポジションでレースをすることができた。一時は4位のコピンズに迫ったこともあった。最終的にはビーラマンに抜かれて6位だったけれど、とてもうれしかった。ヒート2ではもっといいスタートを決められたのに、最初の1周がトップスピードに乗れなくて5位から10位に下がってしまった。終盤25分すぎには疲れを感じるようになり、またしてもビーラマンに抜かれたけれど、トータルではいい一日だったと思う。450でのスピードはどんどん上がっているし、あとはスタートを決めることと、1周目から集中してトップ5に入ることだけだ。」
 

スティーブン・フロサールのコメント
　「予選レースで転倒したポーランを避け切れず、共倒れになったことが不運の始まりだった。コースコンディションはあまり良くなかった。乾いたラインは幅が2メートルぐらいしかなく、そこを外れるとウェットで滑りやすいのでパッシングが難しかった。5位と6位というリザルトについては、もうちょっと上に行けたのにという気がするけれど、勝負をしかけるのが遅すぎたのが原因だ。ヒート1ではグァルネリ、ヒート2ではファンホルベークの後ろに長くとどまるうちに、自分のリズムを失ってなかなか抜きにかかれなかったんだ。」
 

ゴルチェ・ポーランのコメント
　「不利なグリッドからスタートして、さあこれからという2周目の転倒で、ヒート1はポイント圏外から追い上げるレースになった。16位まで這い上がるのがやっとだった。ヒート2のスタートはいくらか良かったけれど、マルチクラッシュに巻き込まれ、タイムロスをしてしまったんだ。レッドプレートを失って次のGPからは黒いゼッケンになるけれど、大事なのはゼッケンの色ではなくて、レースに臨む姿勢だと思う。今回のようにハプニングが重なっても、あきらめずに最後まで走りきることだ。そしてこれからは、予選レースのポジションにもっとこだわりたい。決勝のグリッドが有利になるように。 」
 

決勝リザルト